みなさまおはようございます。ジュニエコ委員会 小林武司です(^^)v
論理と言うと・・・なぜか外国の文献や大家に目がいってしまうことも多いのですが
日本にも子供の教育に貢献された偉人達がたくさんいらっしゃいます。
貝原益軒。日本史の教科書でしか見ません。
何を残した人かも忘れてしまいました。
この方、子供の年齢別に教えるべきことを書き記しています。
「和俗童子訓」ではジュニエコ参加者にあたる10歳時点での教育はこんな内容です。
1.よい先生に学ぶこと(アタマだけでなく人格も)
2.五常の理を学ぶ(仁義礼智信)
3.五倫の理を学ぶ(君臣の義、父子の親、夫婦の別、長幼の序、朋友の信)
まだすべては読み切れていないのですが、
勉学に励むといっても知識の習得ではなく、人間にとって普遍的な徳目であったり
人との正しい人間関係づくりであったり徳育を重要視した内容が目につきました。
ちなみに四書五経は7歳から親しめとあります(汗)。
礼儀作法や目上の人を敬う徳育と
読み書きなどの知育は両立して同時進行であることがわかります。
こうした文献も報徳思想には入っているのでしょうね。
徳育は家庭で学ばせることと世間から仕込まれることの両面触れてあります。
とくに世間は子供だからと言って甘やかすことはなかったようです。
大人と同じような言葉遣いを求められ、たち振る舞いも早い段階で身に着けていたようです。
あの時代、何があったのか?ちゃんと時代背景を読み解くことも必要でしょうが
徳育はやれて当たり前、人間の基礎である価値観がいまよりも徹底されていたような
気もします。
ジュニエコを運営する私たちの教育観、もっと磨く必要はないのだろうか?
そんな宿題をもらったような偉人の書籍です。